アナログ プロジェクト Record Project

中学生の頃、近くに住んでいた親戚のN兄ちゃんの家に遊びに行ってはレコードを聴かせてもらってました。当時の僕にはちょっとませてたスティービーワンダーやジェームスブラウン、ロックはザ・スティーブミラーバンド、それにYMOやイサオ トミタ、たまにEPMDやNasなど幅広く聴かせてもらいました。僕はその中でもニューウェーブとテクノの音にはまっていって、その後大学生になった僕はそのまま2000年辺りのトランスブームへと突入して行きました。

ちまたではまだキノコが合法でその辺で買える様な状態でした。当時の私は親不孝通りのデカタンデラックスやキースフラッグで夜遊び三昧でした。大学で悪い遊びを覚えた私は就職してもその調子は変わらず、勤務先の大阪で親友のIと一緒にクラブ三昧の生活でした。当時はベイサイドジェニー、マカオ、アトランティックといったクラブで毎週の様にイベントに繰り出していました。夏には岐阜や京都であるレイブに行き、冬は町中のクラブで踊る、そんな生活を続けて三年が経過した頃、突然の転勤命令!行き先は東京。僕の遊びはもう休み知らずです。

東京に行ってからは麻布イエロー、渋谷WOMB、新木場アゲハを中心にこれまたレイブに行きまくりです。ガソリン代を節約する為に、会社の営業車にキャンプグッズを積んで友達と長野まで行ったりしてました。もちろん車のサイドにある社名はテープでカバーしてました。東京での遊びも順調に行っていた頃、日本で徐々に薬物規制が厳しくなっていきどんどんクラブカルチャーが衰退していきました。で、バーニングマンを求めて僕は日本を後にした訳です。

僕の音楽の経験ではあまり音質にこだわる様な機会は有りませんでした。もちろんCDよりアナログの方が音が良いことは中学生のときから知ってましたが、何せテクノやトランスといった音楽媒体はCDで売られるし、そもそも打ち込みで作られているので音質など二の次三の次でした。

アメリカに来てから正直がっくりしました。ダサいヒップホップやロックをガンガン鳴らしながら走ってる車が多い事。良いトシしたおっさんがギラギラ、ジャラジャラつけてデッカいラジカセ持って、汚い歌詞のラップを流してマリファナ吸いながら歩いてるのが僕のいるサンフランシスコの現状です。正直、アメリカに来て暫くは音楽をあまり聴いてませんでした。そんな事より大自然を満喫したい!ということで旅ばかりしてました。

しかし、ちょっとずつアメリカ人の友達が出来てくるにつれて「今度、俺のライブに来いよ!」といった誘いを受けるようになりました。ジャンルは様々です。ロック、カントリー、ノイズ、ジャズ、アフリカンなど。なるほど、アーティストは沢山居て、時折ライブ活動なんかしてるわけだ!実際、友達のミュージシャンの演奏のレベルは非常に高くて入場料を払う事がほとんどです。しかしこの$5が彼らをサポートしているんだなーと思うと気持ちよく払えます。こうして、生演奏を聴くようになって次第に「部屋で生演奏の様な音で聴けたら良いなー」と思うようになりました。

そこから僕の音楽ライフの第2章が始まったのです。よくよく考えるとアメリカ製のオーディオメーカーは多いはずだし、中古ではじめてみよう。それまではレコーディングスタジオで使われる様なアンプ内蔵のスタジオモニターで音楽を聴いてました(メーカーEVENT,一応バイアンプ)。とりあえずベルトドライブのターンテーブルをカートリッジ付きで中古で見つけてゲット(LINN,$150)、JBLの古いの(ランサー99)をebayで購入($300)。アンプがないからフリマに行って適当なの(聞いた事もないメーカー)を$10でゲット。でもアンプにphono入力が無かったので路上に捨ててあったミキサー(STANTON,$0)をつないでどうにか聴けるようになりました。これでなんとなくカッコ付けて音楽を聴いてました(合計$460)。近所のスリフトストア(ガラクタ屋の事)で一枚$1のレコードを必至でチェックしてました。

昔、親戚のN兄ちゃんの部屋で聴かせてもらってた音からはかなり劣るけど、ま、徐々に揃えて行こう。なんて気軽に考えていたのは約5年前。

なんちゃってオーディオで暫く音楽を聴いてたのですがたまたま中古で売られていたMark LevinsonのML-3に一目惚れしてしまいます。「なんと言う存在感なのだ!!」「これで聴いたらどんな音がするのだーー?」と勝手に盛り上がってしまい購入。家に帰ってからワクワクしながら配線をしました。音を鳴らした瞬間に「おおおおーー」と思いました。でも今考えると、フリマのアンプから十分な出力が出る訳も無く、そこにきていきなりマトモな機材になったので良く感じたのだと思います。後にアンプではさほど音は変わらないという良い勉強をするきっかけになりました。というのも、マーク・レビンソンの調子が悪くなったときにebayでPA用の$200位のアンプでとりあえず聴いていたのですが僅かしか違いは分かりませんでした(透明感がレビンソンの方が良いねー!程度)。この時、スピーカーのランサー99のウーファーのエッジが明らかに硬化していたので新しい物に変えたら音が素晴らしくよくなりました。骨董品だったのですね。

それからまた暫くおとなしくしてましたが、今度はカートリッジのMMとMCが気になり始めます。何か良く分からないがMCの方が職人が作っている感じだなーと。僕の持っている(ターンテーブルに付属してきた)のはMMのSHURE(シュアー) V15VxというカートリッジだったのですがMCのカートリッジが気になるのでネットで評判の良いDENONのDL-103を購入、それと同時にphono入力(MM,MC両方)の付いたコントロールアンプ(中古をebayで)に交換。この違いは大きかったと思います。私の中の数少ない「明らかに違う!」でした。

アメリカで仲良くなったサウンドエンジニアのKさんと色々と話しているうちに、自分が中域の音に惹かれている事が分かり始めてきました。そこで、今度は中古でJBLのL200を発見!ギターアンプの修理技術者のおっちゃんから$1000で購入しました。38cmウーハーとホーンの2wayで、さらに自分好みの音へとなりました。この時、このスピーカーを引き取りに行った際におっちゃんの奥さんは「やっとこの箱が無くなるのねー!新しい家具が置けるわー!」と上機嫌でした。

好奇心というものはつきません。次は真空管アンプとは?と思い始めます。何か疑問が出るとネットで掘り下げて行く僕、その結果、必ず何か買ってしまうという結論になってしまいます。今回は皆さんご存知McintoshのMC240です。これは、世間で言われている通り「柔らかい音に鳴る」。そのとおりです。僕には官能的なボーカルとか艶が増すとか、そういった表現は分かりませんが、マークレビンソンの時は透明感のあった音が暖かい音になったのは確かです。この頃はジャズばっかり聴いてましたのでマッキントッシュの方が私のスタイルにちかかったのでマークレビンソンは処分する運びになりました。

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新旧の入れ替えで記念に。

それから玉転がしと言われる真空管の交換遊びもしてみましたが投資額に対して効果がそれほど感じられませんでしたのですぐに停止しました。

この頃です、私はとある方のブログに釘付けとなったのは。その方はイケダのカートリッジとトーンアームこそ最高の音の入り口である!と提唱しているのです(あとエール音響のホーンが最高の出口)。この方のブログで私は多くの事を勉強させて貰いました。それまではマトモに音の勉強などした事も無く、テキトーに気に入ったものを買ってました。でもこのブログを読んでからは考えるようになったのです。

が、高い。イケダのカートリッジは高い!「流石に35万円する針は無理ねー」と思い、特に考えないようにしてました。そんなある日、このかたのブログで「最後の更新」がされたのです。そこにはこのかたが高齢である事が述べられており、話では池田氏ももう引退されているとのことです。しかも僕が欲しいカートリッジはもう商品一覧には記載されていない旧作になってしまってます。今後買えなくなってしまうかも、「今しかない、、、。」

ということでイケダのIKEDA 9 MUSA・UとトーンアームのIT-407CR1をお願いしました。今回の題名アナログプロジェクトの始まりです。(ここまでは前置きです)

まずは、僕の持っている機材のままロングアームを追加しないといけないので現在使用中のターンテーブルの横に新しくトーンアーム用のベースの制作です。氏によりますとこの部分の素材は音に影響するのでステンレススチールを使う様にとの事です。そこで20mm厚のステンレスでの制作となりました。それと同時にこのトーンアームベースとターンテーブルが両方乗るベースも制作する事にしました。これはひとえに水平を取りやすくする為です。

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張り合わせたオーク材にペイントをしてます。

ベースはオーク材の合板を二枚重ねて張り合わせました。トーンアームベースのステンレスはとにかく磨くのが大変です。サンドペーパーは80番から開始して#120,#240,#400,#600,#800, #1200最後に#2000までやってから仕上げにコンパウンド(#5000くらい)で磨きました。

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左から、作業前、 80番、  400番、     2000番  の後です。

トーンアームのポールが入る穴の位置は実際にアームが来るまで決めれませんので仮の木材で作った物を準備しておきました。

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ステンレスのベースを横においてサイズの確認。

ベースにはそれぞれアマゾンで買ったスパイクを付けてカッコ付けてそれっぽくしてます。ダストカバーも今までの物は使えませんので家の近くのプラスティック屋さんで制作をお願いしました。そうこうしてたら日本から荷物が届きました。実際に商品が手元に届いたときは今までのどの機材よりも緊張しました。やはりメイドインジャパンはいいです!

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早速、同封されていた寸法シートでトーンアームの位置決めです。

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部屋の天井からぶら下げてる自転車が映り込んでます。

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とりあえず仮で作っておいた木のベースにセットしてテスト。

場所が決まったらウォータージェットカッターを持っている金属加工屋さんに持って行って加工をお願いしました。今回使用したステンレスはSUS306だったのでプラズマカッターじゃなくても加工が出来たので良かったです。材質が固い場合はウォータージェットでは切断出来ず、プラズマになるのでどうしても仕上がりが荒くなってしまいます。せっかく磨いた表面に傷も入れたく無かったので良かったです。

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その後、ダストカバーも無事完成。

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現在は上記の機材にFRのMCトランスを追加して聴いております。イケダの音は非常にリアルだと思います。しかしDENONのDL-103もなかなか健闘してます。こちらも素晴らしいカートリッジです。今後はエール音響のホーンに興味が出そうで怖いです。

Fish Dashi (stock) 魚出汁

海外に住んでいる日本人の多くの方が飢えているであろう出汁ですが、我が家ではおろした後の魚を日干しにして魚出汁をとってます。

日系のスーパーで手に入るものの多くは化学調味料がふんだんに使用されてますので敬遠していまいますし、日本と違って取り扱っている種類も多くは有りません。なので、おろした後の鯛、ヒラメ、鯵などの中骨をトースターで焼いてからカリフォルニアの太陽に当てて乾かしてます。日差しが強いせいか数日でカラカラになります。

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いい感じに仕上がったら鍋に放り込んで、その上から最後に鰹節で香りをつけて完成です。

ちなみに本枯節はこっちでは手に入りません(手段を知りません)ので日本から買ってます。

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いや〜出汁っていいですよね〜!

Hair pins ヘアーピン

今回は最近、髪を伸ばし始めた彼女が「ヘアピンが欲しいー」と言っていたのを思い出して久々に制作する事にしました。

まずは、真鍮の棒を買ってきてトーチであぶって、水で冷やしてハンマーでたたきまくる。そうすることで真鍮の棒は固くなります。固い棒が出来たら後は棒を赤くなるまで熱しながら整形していくだけです。そんなに難しい作業ではないのでラーメンヘアピンも1時間くらいで出来ました。

このラーメンヘアピンは大きすぎて実用性があまりないので、もう一丁、モダンな感じな実用的なヘアピンも作ってみました。

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ラーメンヘアピンを装着して遊んでいる所、

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喜んでくれたので良いという事でこのプロジェクトは終了です。

 

Coffee table コーヒーテーブル

ある日、ネットサーフィンをしていたら美しいテーブルが目に留まった。そのテーブルはGreg Klassen という家具職人が作った物で、まるで川の流れをそのままテーブルにした様な美しさでした。「カッコいい!」と思いましたが値段を見てびっくり。目の玉が飛び出るような値段です。

っじゃ、作るか。って事でネットで見た美しいテーブルを参考に自分なりにモデファイしたテーブルの制作に取りかかりました。

まずは木です。彼の作品はメープルツリーなど超高級木材を使っていますが、私の場合はプロジェクトとして作るので高級木材は使えません。そこで友達のオフィスに転がっていたレッドウッドの木材をタダで頂きました。

img_0331まずは木に何となく線を引いてみて、いきなりノミで「コンコンコン」といってみました。レッドウッドは固い木ではないので思ったよりどんどん削れます。

彫刻刀とノミで削って行くうちに「彼の作品と全く同じは面白くないから、川じゃなくて渓谷にしよう。」と思ってそこからグランドキャニオンの写真を見ながらさらに削り進む事約6時間。とりあえず形は完成しました。

次はガラスです。近所のガラス屋さんに行って「この形のガラスをテンパーグラスで作って欲しいんですけど」と言ってグニャグニャの木の板で作った型紙を渡すと「こんな変な注文受けた事ない」と言って苦笑い。しかし、「1週間で出来る」回答頂き、ここも一段落。

次はテーブルをのせるフレーム制作です。これは重量の関係で金属と決めてました。というのもどうしても細い足でシュッとしたデザインにしたかった為です。

近所のホームセンターで鉄の円柱と大きめのワッシャーを4つ購入、フレームはガラージにあったL型の鉄棒を使って作成することにしました。

img_0222「ちゃちゃっと溶接だ!」と思ったら友達のロバートが参上。「俺にやらせろ!」ということで溶接は彼に任せて、僕は木材のヤスリがけ行程へと。ここまで約2日の行程です。

週が変わりガラス屋からの「出来たぞー!」という連絡でガラスも無事にゲット!まずガラスを木材とフィットするかのテストです。

「ピッタリやん!!!」

木材の削った高さが均一ではないのと木材そのものが反っているので多少凸凹しているものの、ガラスと木材の線はほぼ一致しました。

 

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最終調整の為に多少削って、その後は木材のコーティングです。あまりテカテカにはしたくないのでしっとり系のコーティング剤をチョイスしました。

フレームの方も順調にいきました。ワッシャーを足の先端に溶接して完成です。鉄の風合いを残したいのでフレームは塗装なしにしました。

そして、両方を合わせて。

こんな感じで仕上がりました。本家には大分劣りますが私の腕だとこんなもんです。

 

Yamaha TW200

I got this TW from my friend who gave up to fix her. This TW was all stock condition with full of dust in carb. It was pretty easy to became running condition but original TW wasn’t my style. I decided to cut frame and weld scrap steel. Print my ass to make a carbon fiver seat. At the end this bike became a MAD MAX style. Police pulled over me and said “Your bike is missing something”. But he didn’t give me a ticket.

Bee hiving 養蜂

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Urban bee hiving is one of my project.

I started bee hiving to stop my nose running allergy. My friend told me that local honey is great natural medicine for allergy because bees collects pollens from local flowers. But I couldn’t find any “local” products at local stores. There is many ‘California local’ or ‘Bay area local’ products, but California is even bigger than my home country Japan. I wanted to get honey from my neighbor.  Of course I don’t have any friends who have bee hives. So I started it.

Now I harvest a lot of honey every year and share with my neighbors.

So far bee hiving is win-win project.

アメリカに来て7年目にして花粉症になってしまいました。

あまり薬を飲みたくないので自然に改善する方法を模索していると友達が「ローカルの蜂蜜が効く」と。なんでも、私の鼻を刺激する花粉はローカルの花の花粉、ローカルの蜂が集めて作る蜂蜜はローカルの花粉。だからローカルの蜂蜜を食べて体に抗体を作るんや!ってな事を言われて地元のお店をウロウロしながら蜂蜜を探しました。

ところがどっこい、ローカルハニーなる商品は沢山有れどほとんどが「カリフォルニアローカル」「ベイエリアローカル」と言いつつサンフランシスコでとれている訳ではないのです。

カリフォルニアなんて日本より大きいですから「ローカル」と言えるのか?と思いつつ自分なりに調べた結果、やはり自分の家から近くにある蜂箱から採取された蜂蜜に効果があり!と結論づけました。こうなったらしょうがないので養蜂開始です。

bee hiving #2

まず、春に蜂を買いに行って友達の家の屋上を間借りして待つ事半年。出来ました、ローカルハニー。基本ほったらかしです。

まずはご近所さんに配って、それでも大量にあるので友達にもギフトしました。花粉症への効果は「効いてるかな〜。」程度ですが、自然なプロダクトを摂れているので気に入ってます。今後も続くプロジェクトです。

 

 

 

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