Paris France パリ フランス

古い話になりますが私の嫁は私と結婚する前に6ヶ月ほどフランスのパリに住んでおりました。

カリフォルニアで大学を卒業した後、しばらく就職しておりましたが、アメリカ以外の国に住んで見たい、というかファッションの勉強ができる所にいきたい!

ということでワーキングホリデーを調べてましたらファッションの国、イタリアは入ってない!!という理由で『じゃあパリ?』という感じで行きました。

ワーキングホリデーなので、当初パリ滞在一年を予定しておりました、が、、、フランスは不景気真っ盛りで外国人どころではなくフランス人でも失業してる有様。しかし無理して日本の会社などには勤めたくないので『仕事せずに遊んでくらすのだ!!!』と心機一転、6ヶ月に期間を縮めて休息/遊びに切り替えました。そして、その6ヶ月のバケーションの終わりに私がパリに迎えに行って一緒にヨーロッパを少々旅する流れになったのです。今回のブログは嫁案内のパリ(2015-2016)の様子になります。

オペラ座のバルコニーから。

私は初めてのパリだったので、嫁が好きな所に案内してもらいました。

そしておなじみシャンゼリゼ通りをクロワッサン片手にウロウロ。

シャンゼリゼと聞くと華やかな印象が強いのですが、実際は路上にたくさんの難民が家族で座っています。中にはひったくりを目論む子供達のグループもいる様です。私たちは海外に住んでいるのでその様な輩には慣れてますのでスルーです。

もちろんシャンゼリゼといえば凱旋門。パリの冬は冷えますのでコーヒーが欠かせません。もちろんカフェクレメ!

凱旋門の上に登る螺旋階段。僕は知らなかったのですが登れるんですね!

凱旋門の屋上から。パリの景色が一望できます。

風が強くて私の頭が海原はるか師匠の様です。エッフェル塔も見えますね。

この時は数ヶ月前にかの有名なテロ事件が起きたばかりでしたのでどこの施設に入るにも物凄く厳重な持ち物検査がありました。公共の施設に止まらず、百貨店やスーパーマーケットでもボディチェックでした。

オペラ座の豪華絢爛な廊下。なぜか嫁は目をつぶってしまった。

階段の踊り場で鏡越しにパチリ。

数ヶ月前に燃えてしまったノートルダムです。

今となっては貴重な写真になってしまいました。

メトロポリタンは入り口の行列が長すぎてパスしました。

写真に時間がかかり過ぎている僕を急かしてくる嫁。

と、急ぎ足でメジャーな観光地を訪れました。私がツーリストスポットをそんなに好まない事を嫁は知っておりますので、どうやら最初に一気に予定してくれた様です。ありがとう!

ここからが本番です。嫁の友達のCさんはパリ歴も長く、仕事上色々な隠れスポットをご存知です。なのでCさんと一緒にパリ探索です!

まずはこの時期見逃せないのがクリスマスマーケット!みなさん可愛いクリスマスの飾りつけなどを購入している様です。

どこの国に行っても地元のマーケットは楽しいですね!

その後はCさんオススメのクロワッサン屋さん。なにやらクロワッサンのグランプリをとったお店との事です。大変美味しゅうございました。

パリにいる以上、パンは食べまくります。バゲットは本当に美味しいです。

その後もCさんオススメのお店や隠れ観光スポットをいくつか巡って、そのまま夜はCさんが予約を取ってくれたお店でディナーです!美味しい食事に美味しいワイン!ガールズナイトの始まり始まり!!

ここのお肉がもーう絶品!!

お腹いっぱいになってそのまま夜のお散歩に!

毎度おなじみですが、旅は地元の情報!これに尽きます。ありがとうCさん!!次は日本で会いましょ!

もう一人お礼を言いたいかた、嫁のホームステイママのフィリッパ。嫁に素晴らしい経験をさせてくれてありがとう!

写真は嫁いわく「正しいパリっ子の洋梨の食べ方」

Sicily シチリア島

ナポリを後にした我々はそのまま南下してシチリア島へと向かいました。

事前の情報によりSiracusa(シラクーサ)と言う街がいいと聞いてましたので、そこを目指すことに。

辿りついた街は観光客もそこまで多くなく、カリブ海にせり出したチャーミングな街でした。この街の雰囲気は我々と合いそうなので数日間滞在することに。

そうと決まればまずは買い出しです。と言うのも3週間近く旅してますとイタリアの味付けに飽きてきてしまいます。なので自炊をするために市場を散策です。

さすがは港町です。新鮮なシーフードが安く買えます。

美味しそうな卵もゲットです。
真剣な眼差しで野菜を選ぶ嫁。

買い物を終わらせて、宿に帰って料理開始!ですが、ここで大変なことが。

と言うのも私が勢い余って美味しそうな小エビを買ったのですがうちの嫁はエビは背ワタとハラワタの両方が完全に除去されてないと食べないのです。

そこで私は仕方なく小エビの掃除です。大仕事でした。

小さいエビの掃除は大変です。

写真はシーフードスープ。

自分たち好みの味付けで調理できるので自炊はありがたいです。

自炊ができる環境は大切ですね。この後も数回自炊しました。

食事のあとは街を散策です。海にせり出した城下町は迷路のような小道がいっぱいです。地中海の太陽に照らされて気持ちの良い気候の中お散歩は贅沢な時間です。

小道の先に突然広場が現れました。石畳の美しい広場です。イタリア人が言ってましたが、「大した産業もないイタリアが今でも食べていけるのはローマ帝国時代の遺産のおかげだよ。」と。そうですね、同意見です。

アメリカのバッタもんとは違う歴史ある景色です。

島に行くとなぜか猫がたくさんいますね。

あまり自炊ばかりしていてもツマラナイので地元で評判のレストランへ言ってむることに。

ここのイカ墨パスタは美味しかったです。古い建物に囲まれた小路でアウトドアテーブルは気分がいいですね。そこで、隣に座っていた紳士が話しかけてきました(イタリア語で)。僕たちは「ごめんね!イタリア語分からないです。英語は?」と英語で聞くと、

紳士「ノーイングリッシュ!ジャーマンor フレンチor スパニッシュ!」

嫁がパリに短期間住んでいたのでフランス語で話しかけると喜んでくれたのですが、こっちがそこまで理解できないので今度は僕が片言のスペイン語で話す。

と言った感じで身振り手振りの手探りカンバセーションが開始です。

どうやらこの紳士はスイスの建築家でイタリアの建築を見ながら一人で旅をしているとのこと。仲良くなって一緒に食事を楽しんでると、そこにバラ売りのおじさんがきました。

すかさず紳士はバラを買って私の嫁にギフト!さすが紳士!

勉強になります。紳士は女性の扱いに慣れてらっしゃる。花を貰って喜ばない女性は少ないですからね!(そう、私の嫁は花を貰っても喜ばないのだ!だからこの笑顔もお酒のせい!)

その夜はお酒と美味しいご飯のおかげで気持ちよく夢の中へ。

翌朝は電動自転車をレンタルしてビーチを目指すことに。

車道はガラガラなのでスイスい進めます。これならバスに乗るより全然早い!

そして、あっという間にビーチに到着!風も程よくいい感じ!

すぐさま水着に着替えて早速スイミング。うちの嫁は本当になんの抵抗もなく水に入っていきます。カリフォルニアの雪解け水の滝に行った時も、なんの躊躇もなく入って行って、その水の冷たさに奇声をあげてました。

私はその点、慎重派ですので周りの観察をしてからです。

ここのビーチは砂ではなく岩が多いのでとにかく足が痛そう。皆、足ツボの道を歩くかの様です。

多くの旅を共にしてきた私のボロサンダルをパチリ。

結局私はちょこっと泳いだだけでしたが楽しかったです。

帰りは夕焼けに向かってスイス〜イ!

レンタル自転車屋の親父。気さくな方でした。「宣伝してくれよー!」っと言ってましたが、その決め台詞は発展途上国限定だと思ってましたが。

自転車で運動もできて、良い一日でした。

宿に帰る途中見かけた「ズッキーニスタンド」

ズッキーニだけで商売が成り立つんですかね?

夜になり、我々は近所の散策を開始しました。

グロッサリーストアのパスタコーナー。さすがです。

肉中心の何かを売っている出店。ショーケースの中は肉ばっかりです。港町の肉スタンドはゴツい兄ちゃんが切り盛りしてます。

やはり嫁はトライします。僕もつられてオーダー。

焼いた肉をバンズに挟んだ男の料理。

料理は北イタリアの方が好みでしたね。

そしてイタリアは喫煙者が多いです。レストランの外でもそこらじゅうでタバコを吸ってます。ちょっとマナーのなさがありますね。

写真はイタリアストリートスタイルです。右のおっさんみたいにモロイタリア人(ハゲで偉そうで胸元アピール)がワサワサいます。あと、香水が強い人も多いですね。

ヨーロッパでもなかなか癖の強い国でございます。

South Italy 南イタリア

ローマを後にした我々が向かったのは、友達のKと待ち合わせをしているアマルフィ。Kはオランダに住んでいる友達だが、たまたま同じ時期にイタリアを旅していたので落ち合うことになりました。

Kがジェラートをおごってくれた!!

Kと落ち合って、アマルフィーのシーフードを食べに!久しぶりの再開でトークも盛り上がり楽しかった!アマルフィーのシーフードは美味しいです。

この店は美味しかった。場所はKが調べてくれたので覚えてません。

食事の後は3人で海岸沿いをお散歩して、近くの公園で休憩して。

そこにはゆっくりとした時間が流れていました。3人でベンチに腰掛けて近況を話し、思い出話に花さかせました。

Kはこの後はギリシャの方に向かうとのことで数時間の短い再会でしたが、我々とは別の方へと旅立ちました。今度はどこで会うかな?彼とは今後もちょこちょこ会いそうな予感がしてます。

我々はその足で南の街、ナポリに向かいました。ナポリはローマや北イタリアと違い、まるでイスラム系の街にいるかと思わせるような喧騒です。

裏道は生活感が溢れ、迷路みたいで可愛いのですが、


一歩メインに出るとタコ乗りした地元のガキンチョのバイクが飛ばしまくってます。そして道が狭いせいもあって薄暗いです。

道で見かけたおませな女の子。

そしてナポリと言えば何と言っても路上のゴミです。臭いし汚いし。この写真はまだマシな方で、本当にそこら中にゴミの山があり悪臭を放ってます。

ナポリと言えばやはりナポリピザ。と言うことで地元の有名店へ。

もちろん美味しいです。そして値段が安い。大体このサイズで5〜6ユーロです。僕らの住んでいるサンフランシスコにも美味しいピザ屋は有るのですが、同じクオリティーを求めると一枚$26くらい払わないと無理ですね。

日本の方々には失礼ですが、日本のピザは別の食べ物ですね。

ピザを食べてお腹いっぱいになったし、夕暮れも近づいてきたので、景色の良いと言う丘の上に向かいました。

ちょうどその時に夕暮れ時に。

で、頂上からの景色を見た嫁が一言、『ナポリを見ても死ねん。』

北イタリアの食べ物や人々のイメージが良かったせいもあり我々にはナポリはちょっとイマイチなところでした。個人的にはローマピザの方が好きなので、それもあったのかな?

Rome (M.A+) ローマ近郊

M.A + この名前を聞いてピンと来るひとはあまりいないでしょうが、私の妻はこのブランドが大好きで、今回の旅でアトリエを見学させていただける様にアポを取っておりました。

デザイナーのマウリッツィオは先客の為にツアーして頂けませんでしたが、娘のローラが我々をエスコートしてくれることになりました。

指定された電車の駅で待っていると若い女の子が迎えに来てくれました。

そうです、ローラ・アマディです。

早速、彼女の運転する車に乗りアトリエに連れていっていただきました。

15分くらい車で走ったでしょうか、そこは田舎の景色で緑の中にそのアトリエはありました。敷地内に靴がホッポリ出されていたので「染めた後に乾かしてるの?」と聞いたら、「ボツになった靴でアートしてるの!」との事。

早速、実際に作品を作っている方々のお会いして、それぞれの工程を見せていただきました。もちろんうちの妻は凄い眼差しで見入ってました。

するとローラが「このパンツ合いそうじゃない?」といって妻に差し出したのでその場で試着、すると「ちょっとだけ裾が長いかなー?」

ローラ「じゃあ、今カスタムしましょーよ!」

ということでその場でカスタム開始です!

なにやら詳細の打ち合わせを初めてからメジャーメント開始です!

途中でガールズトークも挟みながら、なにやら楽しそうです。

しかしそこはプロフェショナル、手は止まりません。

アッと言う間に出来上がり、気がついたらトレードマークのシルバーの+マークを打ってもらってます。

先日のインカーネーションと同じく、ショッピングにおいてアーティストから直接商品を購入させていただける以上の幸せはないですね!

大満足の妻とローラです。

Italy(Northern) 北イタリア

アフリカの旅から戻って、しばらくゆっくりした後に今度はイタリアに行く運びになりました。というのも、私の嫁がファッション業界にいた時のコネクションでイタリアのファッションメーカーのスタジオに訪れる機会を頂くことができたのです。

DSC_0772

当初は複数のメーカーさんを訪れようと計画してましたが、時期がパリでのウーマンズファッションウィークと重なってしまい何処のメーカーさんも忙しそうなので特に興味のあった2社を伺うことになりました。もちろんイタリアに行くからには色々見たいので今回は3週間程の日程です。

まずはみなさんご存知のローマに到着です。そこから電車で少しずつ北に移動して行くことにしました。とりあえずローマ観光開始です。

DSC_0924

ご存知、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂です。この日はあいにくの天気だったのですがそのお陰で入口の列も短く、すぐに入ることが出来ました。

DSC_0912

こんな感じの狭ーい階段を登って行くと天井の巨大な絵を間近で見る事が出来ます。

DSC_0893

教会の天井近くです。下のフロアーから見ると天井はただの大きな絵だったのですが、近くでよく見ると、

DSC_0894

そうです、モザイクです。気の遠くなるような作業ですね。

キリスト教に限ったことではないですが、宗教に関する歴史のある建物はどれも信じられない程の労力と時間をかけて製作されてますよね。イスラム教の美しい幾何学模様のモザイクやヒンドゥー教のタージマハールの大理石の加工技術、それに仏教のお寺などどれも素晴らしいものばかりです。

まあ、ど定番の観光はこの辺で次に行きましょう。

Senegal  セネガル

ナミビアでの民族巡りおよびサファリを満足した後に次に僕が目指したのはセネガルの首都ダカールです。

この旅の途中で「ガーナも行きたいしナイジェリアもいいなー!」などと色々と思いを募らせていたのですが、思いの外、西アフリカ諸国は日本人に対してアライバルビザを発行してくれない事実にぶつかりました。私の今回の旅は2ヶ月限定ですので隣国の大使館に行ってビザのアプライをして、そんでもって2〜3日待たされて、、なんて悠長な事はしてられません。となると、私が今回行けるのは飛行機や陸路で到着してすぐにビザを発給してくれる国になります。そこでセネガル登場です。バイク好きの私にはダカールはかの有名なダカール・ラリーの終着点である事は大きな意味を持ちます。

そして調べているうちにわかったのが、ダカールに「和心」という日本人の方が経営されている高評価な宿があるのです。どのサイトを見ても「和心のご飯は最高!!」とあるのでこれはもう行くしか無いです。

善は急げという事で翌日のダカール行きのチケットを取ってすぐに向かいました。ナミビアのウインドホークからヨハネスブルグ経由でダカール行きとなりました。

途中のヨハネスブルグのトランジットの際にカッコいいシャツのお店を見つけたので入ってみると、あのネルソン・マンデラ氏のシャツを作っていたというメーカーのお店を発見。衝動買いです。

髪型の綺麗な店員のお姉さんに選んでもらいました。

DSC_0215

ダカールの空港に着いてから気付いたのですが「暑い、そして英語喋ってる人がいない、、。」そうです、ここはフランス語圏です。

言葉が通じない事によって空港から突然、宿行きのアドベンチャーが始まりました。

まずはお金です。ここの通貨はセーファというのですがどこでゲット出来るのやら。まずは空港のATMでトライするも表示が全てフランス語。全く分からん。誰かヘルプがいるなーと思って銃を持ってた軍人らしき人を捕まえて、彼を連れて来て別のATMで再びトライ。彼がわずかにスペイン語が分かってどうにかキャッシュをゲット!

そしてタクシーへ。皆さんご存知の通りアフリカ諸国のタクシーはボッタクリが凄いです。そこで他の軍人を捕まえて相場を聞いてみるも「タクシーに乗らんので分からん」的な事を言っている。すると横にいた軍人の友達(おそらく仕事がOFFだった軍人)が「俺の知り合いに聞いてやる!」と言って何やら携帯で電話し始めました。電話が終わると「知り合いのタクシーの運転手が4000で連れて行ってやるってさ!」と。タクシー乗り場のおっさん達は25000セーファと言っていたのでこれは恐らくローカルの相場だな。と思い「よっしゃ!頼むわ!」。

10分くらいしてからボロボロのタクシーが到着。実の所、到着日に和心に行きたかったのだが空港に着いたのが深夜1時過ぎなので初日は24時間チェックインが出来る別の宿を一泊だけ予約していた。その宿は空港から30分くらいの場所である。といあえずタクシーに飛び乗って場所を伝えていざ出発。

目的地の宿は住宅地の中で見つけにくかった。どうにか探してタクシーを降りると運転手が「20000セーファだ」と。おいおい、「4000だと決めたじゃ無いか。」

運ちゃん「20000払え。」

僕「お前の友達も4000だと言っただろ」

運ちゃん「うるさい。20000出せ。」

と、押し問答になりました。かなりうっとおしいので5000だけ払ってホテルの中に行きました。「やっぱアフリカのタクシーは信用ならんなー」と思いさっさと寝ることにしました。

翌朝ホテルを出るとなんとタクシーの運ちゃんはまだそこにいてさらにストリートチルドレンらしきコジキが5〜6人一緒にいるでは無いですか!!僕を見つけるや否やいきなり襲ってきました。全員で僕の財布や荷物を奪おうとしてきたので大声で叫びました!すると近隣の住民が何やら集まってきたので彼らもバツが悪くなり少し大人しくなりました。

するとそこに英語が話せるおっさんが登場して「おい!お前ら!彼から盗んだ物を返せ!」と言って奪い返してくれました。その後、このおっさんを介して状況を説明したのですが、「ここの警察に行っても多分何の解決もしてくれんだろう」と言う事と「あまりに危ないキッズ(コジキ)がいるので安全をお金で買った方がいいだろう」といことになり追加で10000払って追い払うことにしました。

怪我させられて金もあげて散々なセネガルスタートです。色々な国を旅してきましたが強盗の経験は初めてでした。今後の教訓となりました。

改めて和心を目指す事に。「一気に長距離をタクシーで行くと高くつくから街から街を少額で乗り継いだら安くなる。」とおっさんが教えてくれたのでまずは1500セーファくらいの距離で移動することに。

移動の途中、怪我をしてる僕を見て「どうしたんだ?」と聞いてくるタクシーの運ちゃんがいたので説明をすると「悪かったなー」と言ってディスカウントしてくれた人もいました。何か悪いことが起こるとその国が嫌になるかもしれませんが、こうやって優しい人に出会うと「悪いやつは少数派何だなー」と考えさせられます。

セネガルのタクシーには何故か尻尾がついています。

DSC_0219

街から街へと移動する際のタクシー乗り換え拠点はこんな感じの市場になってる所です。

DSC_0220

ローカルの乗合バス。乗り方が分からないので断念。

DSC_0296

3〜4回の乗り継ぎで和心に到着しました。噂通りの素敵なオーナーさんにお出迎えして頂きました。原田さんファミリーが経営されている和心はワッカム地区にあり非常に静かな地区です。付近に危ない感じもなく即座に「ここで沈没決定だな〜」と感じました。

DSC_0264

何が良いかと言うとまずご飯がむちゃくちゃ美味いのです。ザ・和食が食べれると言うだけでナミビアから来た甲斐があります。

初日の晩御飯のチキン南蛮。ここがアフリカであることを忘れます。

DSC_0253

そして、原田さん家族のオーラが良い為か、この宿でインターンをしている若い子たちのオーラも素晴らしいのです。皆、ピースでポジティブなバイブスを出していて気持ちの良い時間を共有してくれます。

DSC_0239

まずは”大ちゃん”こと大地くん!原田さんご夫妻の息子さん。この宿のマスコットキャラクターですね。とにかく元気で人懐っこくてハイパーです!

DSC_0399

ご家族で一枚。お二人ともセネガルの生地で作られたファッションアイテムご愛用でとても素敵ですね!原田さんと奥さんのちゃこさん。

DSC_0278

ラムちゃんとコーショウくん。ラムちゃんは和心でインターンをした後にフランスに行かれました笑顔の可愛い関西ガール。若くして世界中を渡り歩いてて羨ましいです。コーショウくんはファッションの勉強をされてて、ここセネガルで服をデザイン、制作して売り出したいとおっしゃってました。彼のファッションセンスを見て、そのレベルの高さから必ず達成できると信じております。

あと、僕が個人的に非常にお世話になったのがよっちゃんです。

DSC_0328

えくぼの可愛い彼女はフランス語が話せるので何かとお手伝いをして頂きました。と言うのも、僕にはここセネガルで大きなミッションがあったのです。

アフリカ大陸に着いて以来、探し続けていたのですが結局見つからなかったアフリカのビンテージレコードです。

僕は趣味でレコードを聴くのですがアフリカのレコードはカリフォルニアではほとんど見ることがありません。あってもドイツやフランスのレーベルが再発したものでオリジナルの音源じゃなかったり加工が加えられた物があるのみです。「アフリカでこそオリジナルのレコードを!」とは思っていたものの、エチオピア、ケニア、タンザニアなどで探してみましたがなかなか見つかりませんでした(首都で時間を過ごしていないので地方都市ばかりだったのですが)。よって、ここで見つからないともう無理!という事で、よっちゃんに通訳をお願いして丸2日かけてレコード探索に付き合って頂きました。

まずはダカールの繁華街マルシェ・サンダガに行って情報収集です。電気部品などを売っている地区に行ってよっちゃんが聞いて回ってます。

すると一人のガンジーみたいな見た目のおっちゃんが「何?レコードを探してるのか?売ってるやつを知ってるぞ!ついてこい!」というのでこのおっちゃんについて行きました。すると電気街の片隅の外にガラクタとガラクタレコードを売ってる店に連れて来てくれました。

この店(と言っても路上にパラソルを置いて商品を陳列してるだけ)は数十枚のレコードを持っていたのですがほとんどがアメリカのレコード(マイケルジャクソン、マライアなど)、アフリカンはほとんど無く状態もよくないので2枚だけ購入する事になりました。

DSC_0304

もう一度このガンジーおっちゃんにちゃんと「僕が欲しいのは昔のアフリカのレコードでアメリカのじゃない!」と説明すると今度はその横に偶然立っていたラスタな兄ちゃんが「俺の友達に持ってる奴がいるぞ!」と言い出したので今度は4人で別の店へ。

しかし、残念ながらCDしかなくあえなく沈没。すると今度はガンジーが「そーいえば別の市場にレコードを売ってる奴がいた気がする」と言い出したので次はタクシーを捕まえて僕とよっちゃんとガンジーとラスタの4人で別の市場へ!その市場に着くや否やガンジーが「待ってろ!」と言って姿を消しました。

右の二人がラスタとガンジー。タクシーに乗るところ。

DSC_0302

僕とよっちゃんは「大丈夫かなー?」と言って待ってる間、ラスタもウロウロとしてます。

しばらくしてガンジーが帰って来て「お店はあるんだけど今日は閉めてるらしい、でもオーナーの電話番号がわかったから電話して見る!」と言っておもむろに電話し始めました。

何やらガンジーが電話で話してから、僕らに「レコード屋のオーナーの家に行くぞ!」と言ってタクシーを止めました。このあたりで僕とよっちゃんは「胡散臭そうだなー!」と言ってましたが、ここまで来たのでもう行くしかない!という事でタクシーに乗って4人でオーナーの家に向かいます。

見た事もないロータリー付近でタクシーを降りてキョロキョロしてると、一人の男性が近づいて来ます。そしてガンジーと話し始めました。どうやら彼がレコード屋のオーナーです。オーナーに連れられて皆で彼の家に向かって歩き始めました。

そこは一軒家で中にお邪魔して、ある部屋に通されてびっくり!

DSC_0308

なんと、部屋中ビンテージアフリカンレコードです。

オーナーのおっさんは「どんなの探してるんだ?」と僕に聞いて来たので、僕は「あまり激しすぎない1980年代のダンス」と伝えるとおもむろにレコードをピックアップし始めました。

まさかまさかの大どんでん返しに僕はもう有頂天です。よっちゃんには悪かったですがしばらく僕とオーナーのレコード談義が始まってしまいあっという間に数時間です。

DSC_0310

欲しいレコードを数十枚ピックアップして「さあ、値段だ」。

とここでオーナーが「最近はフランスやドイツから買いに来る奴も多いから安くは売らんぞ!」と釘をさして来ました。

「じゃ、一枚いくらなの?」と聞くと、

オーナー「1枚$30だ。」

僕「ぬあーーーーにーー!!!一枚$30だと!!アメリカで新品買うより高いじゃねーーか!」

オーナー「じゃ諦めろ。俺のレコードは全てオリジナルの初版だから価値があるんだよ」

僕「クーーーー!足元を見やがって!!!どのレコードも砂まみれじゃねーか!!」

実際に割れてる物もあるし中から砂が出てくる物も山ほどあります。

すかさずよっちゃんに相談、そしてよっちゃんがガンジーとラスタに相談。

するとガンジーとラスタが突然怒った口調で「何だとおおおおお!!!$30だとおおお!!」

それもそのはず。昼飯が$1足らずで食べれるこの国でレコード一枚で$30なんて言うと普通の人なら当然ボッタクってると思います。

オーナー「だから、お前らは知らんだろうがこのレコードは貴重なの!!だから高いの!」

ガンジー「恥を知れーーー!外国人だからと言って無茶にも程が有る!!!」

と、気が付いたらオーナーVSガンジーの交渉になっていました。

こんな感じで交渉が約1時間程続きました。

本当は50枚以上欲しかったのですが、思った以上にオーナーが値引きしてくれず25枚ほどに絞って購入する事になりました。

交渉成立の記念にオーナー(左)をパチリ!で右が値段に納得していないガンジーとノリノリのラスタとよっちゃん。

帰りがけにもガンジーは「高すぎる。ケチすぎる。」とブツブツ言ってました。

しかし、他人の買い物の為に数時間も時間を使ってくれて、交渉までしてくれて、セネガルの優しい方々に触れれて本当によかったです。彼らにランチをご馳走してお礼を言いました。ガンジーは律儀な人で「ランチご馳走様でした。」と最後にお礼まで言ってくれました(一人$1位です)。

ちなみにガンジーの本名はルル、ラスタの本名はアバースです。

帰りにお礼によっちゃんとスイーツを食べに行ってレコード探しは終了です!

後日からは和心近くをウロウロと物色しました。

暑いせいかどこのお店もドアを開けていて中が丸見えです。なので一声かけて写真を撮りまくりです。

DSC_0349

職人の工場。

DSC_0345

同じく職人さん。

DSC_0343

床屋さんの看板は何故かどこも同じ。横からのイラスト。

DSC_0340

アフリカでホンダの”アフリカツイン”をメンテナンスしていたバイク屋さん。

僕のドリームバイクの一つです。本当にアフリカを走れるんだなー!

DSC_0369

ここはよっちゃんと一緒に行ったお面市場。正直不気味なところでした。

DSC_0371

「アフリカのお面が欲しい!」と変な一面を持つお年頃ガールよっちゃん。市場ではご満悦でした。

DSC_0327

そして生地屋さん。僕も嫁さんのお土産に大量の生地を購入しました。

DSC_0321

生地市場に行けばこの通り。

セネガルは滞在の出だしこそ痛い目に会いましたが和心のおかげでアフリカの中でも最も思い出深い滞在になりました。もっと沢山の方々に和心で出会いましたが写真を撮っていなかったので画像のある方のみ紹介させて頂きました!

和心の共同オーナーの笑顔の絶えない小林さん、フランスの大学で勉強中でトランプが滅法強いジュンペイくん、今時な日本の若者スタイルを教えてくれたヒデキくん、みんな素敵な方々です。改めてありがとう!

 

DSC_0238